プロジェクトのご紹介
ビジョン
当プロジェクトは2つの違った文化間に存在するということをテーマにした対話であり、非常にオリジナル性の高
いプロジェクトでもあります。そういった社会対 話を通してハーフについての議論の場を作り、変わりつつある現代社会の姿とその多文化コミュニティについて詳
しく探っていくことを目的としています。そう いった意味では日本の多文化性を示す事となるでしょう。
こういったビジョンを基盤に、文化・人種・エスニシティ・国籍についての追求を目 指しています。日本の多文化性を示すものとなることは間違いありません。多ルーツを尊重し理解し、社会全般が
多ルーツを自然に受け入れられる環境を創る第 一歩となるでしょう。また、この写真展はハーフの多様性を認識し、自己のアイデンティティを定めるきっかけとな
るはずです。
きっかけ
「ハー フのアイデンテティにもともと興味を持ったのは二人とも異文化間の経験を踏まえているからなんです。他のハー
フの方たちと同じように、私たちも自分のアイ デンティティについて追求してきました。外見や生い立ちまたは私たちの社会的な位置等に根源があると考えていま
す。」
ナタリーがこのトピックに興味がある理由はやはり彼女の経験に基づくもので、白人に見られる事、そしてブロン
ドであるためハーフとはまずすぐに認識されな い事に対する不満から成るものです。その反面、ナタリーは他のハーフを見抜くのはそう難しくないと感じてお
り、「ハーフの容姿」というものがあるのでは と、写真を通してさらに追求しています。彼女は写真という媒体を使用してハーフの描写そして研究をしていま
す。
逆にマーシャは日本で生まれ育ち、日本での生い立ちにもかかわらず外国人として扱われてきたため、ナタリーと
同様に不満をかかえていた。白人の容姿、天然 パーマ、背が高く、きゃしゃではない為、よく目立った。にもかかわらず、日本文化独特なのか「みんなと馴染
む」ことが重要だった。日本で疎外経験をしてき たた身としては、日本社会がなぜ自分を普通の日本人として受け止められないのか常に考えたものだ。
実績
2008 年に発起して以来当プロジェクトは文化、社会学や美術の分野にて活躍している専門家やアーティストによろ世界
的な評価を受けております。社会対話を通 してオリジナル製の高い角度から現代社会を描いた作品です。2008年10月にイベント盛りだくさんの世界初の「ハー
フ・ジャパニーズ」展がイギリス・ロンドンにあ るBodhi
ギャラリーで開かれました。在英日本大使館が主催する日英修好通商条約150周年記念事業JapanUK150
の一環として正式登録され、補助金も頂きました。また、その他にも、非営利団体であるジャパンソ・ソサエ
ティ、そしてジャパン・センター、サントリー、クリアスプリング、ニューテックの5社がスポンサーとなりました。2009年度は、全日空、MAMIYA更には笹川財団による提供でプロジェクトを展開しております。今年は上智大学、津田塾、ロンドン大学などでの講演・ワークショップを行いました。
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